理念
IT資産管理・ソフトウェア資産管理の正しい普及促進を目的とした、非営利型一般社団法人であり、
企業や公共団体等の組織においてIT資産管理・ソフトウェア資産管理がどの程度導入されているかを評価(成熟度評価)するための事業を行います。
またこの評価基準につきましては、 ISO/IEC19770もしくはそれに関連するJIS規格に準じた評価基準をSAMACにより開発、利用を行います。
同時にIT資産管理・ソフトウェア資産管理の体制構築を支援する事業者やコンサルタント向けのトレーニング・認定基準等の提供、認定および認定管理等の開発などを行い、市場にて提供されるSAM関連サービスの品質維持向上並びに均質化に努めてまいります。
上記の他、IT資産管理・ソフトウェア資産管理の正しい普及促進のため、必要とされる各種事業、教育啓蒙活動を行います。
協会案内
概要
名称 | 一般社団法人 IT資産管理評価認定協会 (SAMAC) |
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住所 | 〒115-0055 東京都北区赤羽西1-6-1 赤羽アボード2-504 |
設立 | 2010年 12月 |
連絡先 | こちらまで |
業務内容
- IT資産管理の成熟度評価資格者(CITAM)の認定育成事業
- CITAM認定基準の作成、テスト、および認定
- CITAM向けトレーニングコースの作成、および提供
- CITAM認定証の発行管理
- CITAM向けITAM・SAM関連最新情報の発信
- MCITAM(成熟度評価マスター・構築マスター・運用改善マスター)認定
- IT資産管理の成熟度評価資格組織(C-CITAM)の認定事業
- C-CITAM認定基準の作成、評価および認定
- C-CITAM認定証の発行管理
- C-CITAM品質の維持管理
- C-CITAM向けITAM・SAM関連最新情報の発信
- IT資産管理の成熟度評価規準の策定
- ISO/IEC19770もしくはそれに関連するJIS規格に準じたIT資産管理の成熟度評価支援、および認証
- 組織に対するIT資産管理の成熟度認定事業
- ISO/IEC19770もしくはそれに関連するJIS規格に準じたIT資産管理の成熟度評価基準の作成、維持、更新
- ライセンスマネージャ資格者(CLM)の認定事業
- CLM認定基準の作成、テスト、および認定
- CLMミーティングの実施
- 前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業
設立趣意
企業、公共機関等の組織体においてITの利用範囲の広がりは、その重要度と共に急速に進んでいる。ITが組織体における中枢業務に組み込まれ、またあらゆる現場業務において組織の構成員がITに関わりつつある現状において、情報漏えい対策を含むITセキュリティの確立、投資対効果を最大化するための標準化推進、組織存続の根幹にかかわるコンプライアンス維持についても、その重要性は年々高まりつつある。
ソフトウェア資産管理(SAM)は、上記の全てに密接に関わるだけではなく、それを実現させるための基本構造ともなるプロセスであり、企業・公共機関等におけるSAMへの関心、期待値も近年非常に大きくなりつつあると言える。
しかしながら、SAMという定義そのものに始まり、そのプロセスや実現レベル等についても認識は様々であり、現状統一性および一般性に欠けると言わざるを得ない。現在SAMに関するISO19770/JISの規格は存在するが、その正しい解釈と運用がされていない事例も散見され、顧客に提供されているSAMサービスのレベルについても非常に大きな違いが見られている。
この状況の主たる要因としては、SAM導入について正しく理解している人材の不足、SAM導入に関する品質を保つ組織を評価、認定する仕組みの不在という点があり、同時に企業や公共機関等の組織体における適切なSAM成熟度認証が行われる構造もまた存在していない。
SAMの定義の元としては、単にソフトウェア資産の管理に留まらず、知的財産としての無形資産の管理、運用に繋がるものである。ソフトウェアという知的財産をどのように正しく管理するかというものがSAMであり、特にはエネルギーや主要鉱物資源が限定される地域での経済的地位の維持向上のためには、いかに価値ある知的財産を多く生み出していくかが鍵と言われるが、生み出した知的財産を正しく管理利用を行う必要性も同程度あると言える。
とはいえ現状、一般的知的財産管理としては特許管理、意匠管理や商標管理を中心として行われ、ソフトウェア資産管理についてはその広がり傾向は見られるものの、上記に述べた統一性、一般性のみならず浸透度においても未熟な状態である。
設立者一同はこの現状を鑑み、一般社団法人ソフトウェア資産管理評価認定協会(SAMAC)の設立を発案し、左記協会がISO/IEC19770もしくはそれに関連するJIS規格に準じたソフトウェア資産管理を普及させ、特には企業、公共機関等の組織体においてその中心となる業務プロセスにSAMが正しく組み込まれることを目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。
- ソフトウェア資産管理の成熟度評価資格者(*CSC)の認定育成事業
- ソフトウェア資産管理の成熟度評価資格組織(*CSCC)の認定事業
- ソフトウェア資産管理の成熟度評価規準の策定
- 組織に対するソフトウェア資産管理の成熟度認定事業
- 前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業
- CSCは、現在「公認ITAMコンサルタント(CITAM)」に変更しています。
CSCCは、現在「公認ITAMコンサルタント認定事業者(C-CITAM)」に変更しています。
一般社団法人ソフトウェア資産管理評価認定協会(SAMAC)は、現在、一般社団法人IT資産管理評価認定協会(SAMAC)に変更しています。
定款
SAMAC構成員の役割と権利
協会案内
役員紹介
理事長 | 田村 仁一 (みのり監査法人) |
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副理事長 | 篠田 仁太郎 (株式会社クロスビート) |
副理事長 | 中井 史郎 (NECキャピタルソリューション株式会社) |
常務理事 | 島田 篤 (デロイト トーマツ グループ合同会社) |
理事 | 清家 一樹 (株式会社日立製作所) |
理事 | 高橋 快昇 (合同会社ITアセットマネジメント研究所) |
理事 | 田中 寿一 (株式会社内田洋行) |
理事 | 森田 聡子 (NECキャピタルソリューション株式会社) |
監事 | 神 明彦 (エイチ・シー・ネットワークス株式会社) |
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事務局長 | 刀根 伸行 (SAMAC) |
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事務局 | IT資産管理評価認定協会 SAMAC事務局 |
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